ピラティスを始めてみよう!という前に・・・ ピラティスの医学的な研究結果を知っていただくと他のスポーツとの違いが分かると思います
論文からピラティス 効果をまとめてみました・・・
筋肉つくのはもちろん 痩せる 呼吸機能がUP 柔軟性もUPする 総体的に体が強くなる 姿勢を改善 きれいにする メンタルにも効果的
☆中年女性はピラティスで姿勢がきれいになる・痩せる
ピラティスのエクササイズセッションに週3回12週間実施。矢状面と水平面の姿勢が調整された。体幹のアライメントは、体脂肪および筋肉量との相関を示した。【論文抜粋】
週3回で3ヶ月^^これは実際に指導していても。確実に姿勢と体型は変わります。
☆ピラティスのダイエット効果は?
21名の女性に16週間ピラティス実施。脂肪と筋肉量の減少と増加、体型の変化が認められた。【論文抜粋】
☆週に1回でも座りっぱなしのデスクワーカーに効果ある
10週間、週に1回座りっぱなしの女性にピラティスを実施。結果として骨格筋量、柔軟性、バランス、中核と腹部の筋力、体の認識、および否定的な影響において有意な改善を示した。【論文抜粋】
1回でも効果あるよっていう論文です。でもやっぱり回数は重ねた方が断然変わります。 ☆腰痛に関してはピラティスの効果はすごい 腰痛に関してはピラティスが優秀すぎます。そりゃそうですよね、背骨のコントロールと深層筋を使用して呼吸を深くします。コアが働いて脊柱周りは安定します。
98人の腰痛患者に 6週間と12週間でピラティス測定を繰り返した単一盲検ランダム化比較試験を実施。6週間と12週間どちらも腹横筋の活性化、痛み、機能、運動恐怖症の関連する改善を伴う。【論文抜粋】
背骨に関する疾患に関してピラティスは抜群の効果を示します。これ、実感します!
☆ピラティスは柔軟性、強さ、姿勢を改善する
筋力、パワー、運動速度(n = 3); 姿勢制御、向き、バランス(n = 3)ピラティスは、柔軟性、強さ、姿勢の制御を改善し、筋骨格系の病状を持つ子供の痛みを軽減する。【論文抜粋】
特に柔軟性・筋力・姿勢の制御に効果を示します^^
ストレッチするよりも一石三鳥です。
☆パーキンソン病にもピラティスが効く
ピラティスは特発性パーキンソン病の姿勢安定性とバランスを安定させます。転倒または転倒の歴史を持つ10人のIPD患者(Hoehn &Yahrステージ1-3)は、6週間の監視付きピラティス運動プログラムの完了前と完了後で評価。静的および動的な姿勢。BBSスコア、5メートルの歩行時間、トレーニングプログラム後のTUGに大幅な改善あり。【論文抜粋】
こちらの論文では軽度〜中度のパーキンソン病であれば実現可能性と有効性を示してします
☆骨粗しょう症にもピラティスは有効とは
41人の女性、閉経後骨粗しょう症における骨ミネラル密度(BMD)、身体能力および生活の質(QOL)に対するピラティスエクササイズの効果を調査。ピラティスエクササイズはBMDを増加させるのに効果的。QOLと歩行距離、そして痛みを和らげるのにも役立つ。【論文抜粋】
骨粗しょう症の方にピラティスするのは1つの選択肢として捉えましょう。エクササイズ内容としては脊柱に負担のかかる運動よりも、脊柱の負荷を分散させて行うと良いです。
☆メンタルヘルスにも良いかも?
60歳以上の地域在住スペイン人の閉経後女性の場合、12週間のピラティス運動介入は、睡眠の質、不安、抑うつ、および疲労に有益な効果をもたらす。【論文抜粋】
☆呼吸機能とピラティス
ピラティスのトレーニング後、肺容量、最大静的圧力、VO2max、FVC、胸の可動性が改善。肺機能のいくつかのパラメーターも改善された。【論文抜粋】