よく 「ピラティス」と「ヨガ」はどう違いますか?と聞かれます。 その違いを理解している人は少ないのではないでしょうか?
「ヨガより激しいのがピラティス?」 「マシンを使うのがピラティス?」 「体幹がピラティス?」 「瞑想するのがヨガ?」
でも ピラティスとヨガは似て非なる運動です。 それぞれの特徴をもとに比較してみましょう!
ピラティスとヨガの違い
1発祥 2目的 3運動方法 が違う
ピラティスは
ドイツ発祥。軍人看護師のジョセフ・ピラティス氏が負傷兵のためのリハビリとして考案されたエクササイズ。 ピラティスは「身体のストレッチ・筋力強化・バランス強化を目的にデザインされたエクササイズ」とピラティスメソッドアライアンスHPで定義されています。
ヨガは
インドの思想にルーツを持ち、修行・治療として発展。悟りを学ぶことに根差しています。 それが背景にあり、単なる健康法ではなくリラクゼーションの効果的といわれています。 修行のひとつとして始まったヨガは、そのポーズ「アーサナ」と呼吸法、瞑想で心と体を結びつけます。 心身が最も安定した状態をつくることを一番の目的と捉えられています。 ヨガで瞑想が行われるのもこの流れによるもの。 ヨガは呼吸とストレッチに重点をおいたトレーニング方法とも言えます。
ピラティスとヨガの効果について
一言で言うなら
骨格のゆがみや筋力不足を解消できるのはピラティス、 リラックス効果があるのはヨガ
何を目的にするか?
例えば、アスリートは、ケガ予防やパフォーマンス能力を向上させるためにピラティスを取り入れることが多い。最近では芸能人が身体の健康美を求めてピラティスを取り入れています。
また、ピラティスは運動不足や筋力不足という方に向いています。普段、運動不足気味の人でも初心者向けのクラスであれば、大丈夫です。月に2~3回はしっかり体を動かしてみましょう! もちろんピラティスだけでなく、健康法として広まっているヨガでも身体的な健康を手に入れることが可能。
今あなたはどんな悩みがありますか?
ストレス解消? 精神的に疲れている? 姿勢が改善したい? 今後のためにも筋力つけたい? ダイエットしたい? やみくもにトレーニングしても目指す効果は得られません。 その目的に応じて運動・トレーニングを取り入れてみてください!