なぜ姿勢評価するのか

「良い姿勢」は視点により異なるのでは?

 

1、力学的視点(筋骨格系に負担がかかりにくく、バランスがとれた姿勢)

2、生理学的視点(内蔵器官に負担をかけにくい姿勢)

3、心理学的視点(気分が晴れているときは上を、俯いているときは下を向く姿勢)

4、作業能率的視点(作業が効率良く行える姿勢)

5、美学的視点(見た目が良い姿勢。モデルさんなど)

 

しかし、理学療法において理想的な姿勢とは、

人の骨形態など身体特性に応じて力学的負荷が最少になる姿勢であり、

エネルギー効率が良いとされるものです

 

姿勢の重要性を考えてみましょう・・・

  • 運動の開始肢位
  • すべての運動のデフォルト(初期姿勢)
  • バランス活動との関連
  • 痛みとの関連
  • 筋緊張との関連
  • 高齢化との関連
  • 転倒との関連
  • 心との関連

など考えられます。

 

姿勢評価の種類

 

姿勢評価は静的・動的アライメントの両方で評価する必要があります。

静的評価には教科書で習ったS字姿勢のランドマークによる指標があります。

その他、C7垂線と仙骨底後弯との位置でみるものや足圧中心でみるものなど様々。

 

S字姿勢(立位姿勢)を保つための指標

基礎運動学(医歯薬出版(株) )より引用

①乳様突起(耳垂の後方)
②肩峰(肩関節の前方)
③大転子(大腿骨)
④膝関節中心のやや前方
⑤外果の前方(外くるぶしの前)
横からみて①〜⑤が垂直線上にある時、体のバランスが保たれる
 

 

不良姿勢である猫背(円背)であれば…

 

頭が身体の真上に乗らず、前に出て顎も上がってきます。足も前方に振り出すことが難しくなり、転倒にもつながります。

上半身の皮膚は「下に引っ張る力」が加わりたるんできます。前後の筋肉、左右の筋肉のバランスが狂ってうまく動かなくなったきます。

人は、

楽な姿勢や生活に慣れてしまい、運動をする機会もなくなっていきます。歳だからと諦めてしまいことも。

しかし、

 

運動をしないと老化に伴って筋肉量が減少し、筋肉が衰え皮膚のたるみも出てきます。

 

逆に運動をすることにより筋性繊維は太くなり、筋量の増加又は、加齢に伴う筋量減少を予防できます。若い人ならなおさら。。。

正しい姿勢で正しく筋肉を使うことで、

バランスよい体をつくることが不調を緩和することにもつながります