よく見られる姿勢は5つに分けることができます。

 

腰椎前弯姿勢

 

この姿勢は、ローリーディングポスチャーとも呼ばれます。

いわゆる反り腰。

特徴としては通常の腰椎部における脊柱の前方へのカーブ、仙骨の傾斜、そして骨盤の前傾

 

それぞれすべてが過剰に大きくなっている状態です。

 

脊柱が前弯した姿勢においては、

股関節の屈曲筋、脊柱起立筋群、股関節の内旋筋が硬くなって柔軟性が落ちています。

また、ハムストリングス、腹筋、そして股関節の外旋筋が極端に伸ばされている状態も考えられます。

 

この姿勢では、後頭部について

いる筋肉が硬くなり短縮されたいます。そのため、頚椎の前弯を引き起こすことがあります。

 

平背(フラットバック)

 

平背は一般的に男性に起こり易い姿勢です。

 

特徴としては

柱の可動性が乏しいということです。

また、腰椎部の前弯の減少と骨盤の後傾していることが多いです。

 

平背の人には、ハムストリングスと股関節の外旋筋の硬化が多い。

逆に

腰椎部の脊柱起立筋と股関節の内旋筋は伸張されていることが多いと言えます。

 

平背は頚部屈曲筋群の硬化が、頚椎におけるカーブを平らにすることが原因で起こります。

この姿勢の人は、体幹の筋の硬化と、可動範囲の低下が見られます。

 

円背(カイホーシス)

いわゆる、猫背。

この姿勢は、高齢者に多い姿勢です。

上背部の筋が伸ばされて、逆に胸部の筋が縮んだ状態のことを指します。

 

頭は前方に押し出され、頚部屈曲筋群と後頭部の下の筋群は縮んだ状態になります。

骨盤は後傾していることが多いです。

 

脊柱が後弯した状態では、呼吸が妨げられるます。

呼吸のエクササイズにより、胸郭での動きを正しくすることで、後弯を改善する事が出来ます。

 

スウェイバック

 

スウェイバックでは骨盤は後傾され、かつ前方へと押し出されます。

現代人に多い姿勢です。

円背との違いは、骨盤が前方に偏移しているということ。

 

胸は後ろへとすくみ、それに対してのバランス不良です。

関わっている筋としては

肩甲挙筋、僧帽筋上部、胸鎖乳突筋、斜角筋、そして後頭下筋があります。

バランスを取るために胴体は後ろへ引かれた状態になります。

 

ハムストリングスは縮んだ状態になり、股関節の屈曲筋は逆に伸ばされます。

胸と頚部屈曲筋群は硬くなり、肩は丸まります。

 

頭部前方位姿勢

 

頭頸部が前方にある姿勢。

この姿勢は上に紹介された姿勢の代償として、首が前方に偏移しています。

多くの方に見られる姿勢です。

この姿勢は首の屈曲筋群が強く硬化し、首を後ろに反らす筋群が伸ばされて、弱くなってしまった時に起こります。

 

パソコン・スマホの操作で、下をじっと見つめたり、肩の位置から頭を前方にすくめたりした状態によって

首が順応してしまうことが原因となります。

 

このうつむいたアンバランスな状態を修正するために、

後頭下筋が収縮して頭を平行な位置に戻して保つ働きをします。