胸郭とは

胸郭がどんな形をしているのでしよう??

胸郭は、肋骨・胸骨・胸椎で構成される胸部の骨格。胸部の骨格。

 

構成:左右対象の肋骨と前面の胸骨、後面の背骨(胸椎)からなる籠状のもの。

役割:肺や心臓、食道などを保護する。

 

 

驚くことに、胸郭はかなり歪んでいる人がほとんどだそうです!!

 

ゆがみチェック

肋骨の上と下の硬さをチェックしましょう。

 

鎖骨の下の肋骨(第2肋骨)あたりを指で触れてみてください。

これを肩の方向に向かって触れて、左右同時に指で押しながら触ってみると…

奥行きや硬さが均等じゃない。

多くの方は、右のほうが奥まったところにまで指が届く感じがする。

外側(肩側)にいけばいくほど、右のほうが強く押せて、左は動かない状態。

 

胸郭の下の方を触れてみると・・・この現象が逆転かも。

肋骨の下から2から3こめである、第7肋骨あたりを触ってみると、

今度は反対に左が動くけれども、右は硬くはないですか!?

 

のような硬さの違いは、胸郭が歪んでいること、胸郭の中心がズレていることで起こります。

多くの人の胸郭は、中心が過度に左側に寄った状態。

実は私もそうです…

 

驚くことに、胸郭はかなり歪んでいる人がほとんど。

この現象は10人中9人の方が当てはまるとのことだそうです。

 

 

胸郭のニュートラルポジション

 

解剖学の本では

胸郭は左右対称ですが、

中心が左に1~2ミリズレた場所にあります

胸郭が過度に左側に寄った状態からニュートラルに近づけば、呼吸の際の抵抗が減り、深い呼吸ができるようになります。

 

左側にある理由として、人は右足からたいてい踏み出すために体幹の軸が左にあるとされる説もあります。

 

胸郭運動システムという定義があります

 

1胸郭には多くの体幹筋が付着

それらの筋の活動が肋骨を偏位(変形)させる。

この肋骨偏位は、胸椎と連動し脊柱全体にその運動が波及する。

 

2体幹の下方部では腰椎、仙骨そして寛骨に、上方で生み出された力が伝達し、

その方向に応じた骨盤のアライメントが形成される。

 

つまり、胸郭から脊柱を介して骨盤に、骨盤から胸郭に連鎖的に反応して、体幹をコントロールするということ!!

肋骨の偏移⇒胸椎(背骨の胸の部位)の偏移⇒脊柱(背骨)全体

 

胸郭と呼吸の関係

 

深い呼吸をするためには、胸郭のスムーズな動きが必須。

胸郭が大きく歪んだ状態では、中にある横隔膜全体の調和も崩れてしまいます。

呼吸活動の7割を担っているのが横隔膜ですから、その形が崩れれば、当然呼吸の質も下がってしまいます。

 

お腹が大きく膨らめば、深く呼吸ができていると思っている人が多いのですが、

実は腹式呼吸の空回り状態に陥っている人が多いのです。 腰に手を当て、吸息時にその手が持ち上がっていればOK。深い呼吸できています!!

 

深い呼吸は副交感神経を優位にし、心身をリラックスさせます。冷え性、便秘解消にも効果的なのです。