理学療法士になるまえに、北京中医薬大学で中医学の勉強をして「国際中医士」の資格をとりました。

最近では、もっぱら西洋の考え方になっていますが…

 

婦人科に関しては、

全然東洋の方が分かり易い。

臨床データーも多い。

普及されるべきと思っています!!

 

中医学では、更年期障害について投薬治療で治療してきた長い歴史があります。

しかし、

西洋医学では、ようやく最近になって治療が始まったような経緯があります。

 

疾患として、取り挙げられることが少なかった更年期障害。

更年期は疾患ではないのか!

更年期障害にはこんなにつらい症状があります(日本女性医学学会より)。

 

認められる症状

 

☑ 頭の症状

頭痛・頭が重い・めまい・耳鳴り

☑血管運動障害

のぼせ・発刊・冷え

☑消化器系障害

喉の違和感・お腹が張る

☑末梢神経障害

手足のしびれ・こわばり

☑泌尿生殖器の症状

レが近い・尿漏れ

☑精神神経障害

イライラ・不安・うつ気分・意欲の低下

☑全身症状

身体がだるい・疲れやすい

☑呼吸器循環器の症状

悸・息切れ

☑皮膚症状

皮膚の乾燥・むずむず感

☑運動器の症状

肩こり・腰痛・関節痛

 

更年期の症状を中医学で考えると

 

腎というエネルギーの減少

肝という自律神経の乱れが原因

中国には「女性は7の倍数で歳をとる。男性は8の倍数で歳をとる。」という言葉があります。

以前養命酒の宣伝にもありましたね。。。

7歳で女の子らしくなり、14歳で初潮を迎え・・・・・35歳で、陽明軽が衰え、49歳で閉経を迎える。というもの。

 

この閉経の前後5年間が更年期障害になりやすい。

この時期は、女性ホルモンのエストロゲンの低下によっておこるものと考えられています。

中医学では全身を関係ずけて考えます。

「陰陽5行」という考え方。

この世のすべてのものが陰と陽

そして、五つに分けられる。

更年期障害に関係する肝と腎(臓器)と体との関係性は以下様になります。

肝=目☛筋肉

腎=耳☛骨

 

更年期症状で、目が見えにくくなった・ドライアイという症状。耳が聞こえづらいなどの症状があれば、更年期によるものかもしれません。

中医学的な考え方で難しいのは、

タイプ別に考えること。

 

治療法

投薬治療

漢方薬は「婦宝当帰膠」や「加味逍遥散」、「天王補心丹」など有名薬がたくさん市販されていますが、

症状をタイプ別に考えて、選ばなくてはなりません。

 

・陰か陽 ➡つまり 少ないか多いか。

・要素として➡血と水と気の3つ

 

を考えます。

この辺は、やはり自分で判断するのは難しいので 一度専門の先生に診断してもらう方が良いでしょう!!

食生活の改善

中医学的に

大まかに考えると

 

肝=赤い食品

腎=黒い食品

 

を取るとよいそうです。

 

また、

更年期障害は、エネルギーの減少になりますので

「血肉有情」という考え方で

動物性のものを多く摂取すると補腎の効果があります。

例えば、鶏肉や牛肉(これは、気の巡りをよくする効果もあります)。

 

 

また、卵巣の働きを弱めないためにも冷たいものを控える必要があります!

 

夜の生活習慣にも見直しが必要。

早寝 早起きの習慣をつくり、リズムを作っていきましょう!

夜、スマホはダメ。

目にも良くないスマホやパソコンのブルーライト。

3時間前後浴びると、脳の交感神経を活発にさせ、副交感神経(リラックス)に移行できなくなります。

 

運動

 

ようやく運動の話になりましたね。。。

 

 

更年期障害でお悩みの方の症状の一つに

お腹が硬いという特徴があります。

 

ストレッチ

なぜストレッチが効果があるか?

骨や筋肉が伸ばされることで、血管の流れがよくなります。血流が促進され代謝が促進、老廃物が流れます。ストレッチには呼吸促進の効果もありますので、全身に張り巡らされている全身の神経も促進されるのです。

とくに、婦人科の精神障害(うつうつ  イライラ)でお悩みのかたに

 

ストレッチポールのエクササイズおすすめ

ストレッチポールに寝る前に5分間乗るだけでリラックス・交換神経のスイッチを切ってリラックスさせてくれます。

背骨が開いて、脊柱から出ている神経の通り道を広くする効果があるのかも。。。

いつでもどこでもできるツボ押し

冒頭で、35歳になると、陽明経が衰えてくるという話をしました。

陽明軽とは??

 

 

上から少し話していくと・・・

ほうれい線が垂れ下がり、首のたるみに。バストラインのトップが下がり、お腹がたるんでくるという経路です。。。

この陽明軽に効果のあるツボを4つ紹介します。

百会のツボ(頭の頂上)

関元(へそから指4本した)

三陰交(内くるぶしから4本上)

湧泉(土踏まずの少し上)

 

 

 

 

平成30年 4月 28日 「中医学 女子力貯金セミナー」in三軒茶屋  セミナー資料より