良い姿勢のキーポイントは3つ
いい姿勢のキーポイントは「足関節」「骨盤」「肩甲骨」の3つです。
下顎の自然な動きがバランスを保ち姿勢に起因しています。
下顎は頭蓋骨と筋肉で顎関節によって繋がれた関節です。 常に体の上部にあり、バランスの役目をしています。 走る時に頭は前後左右に揺れ、下顎が大きく前後に揺れながらそのバランスを保っているのです。
そう。ブランコみたいに…。
頭部の重さは約5キロ、顎は1キロ、上下の歯が引っ掛かったりぶつかると頭と下顎揺れを妨げてしまいます。
揺れのバランスが崩れると、頸を動かして調整・各関節をひねることでバランスをとろうとしてしまいます。
体幹は邪魔をしている側に倒れて、体幹でバランスをとろうとします。
そして、体幹の傾きは骨盤のゆがみとなってしまいます…。
頸のひねりは顔のゆがみに繋がります
頬の筋肉の片側が落ちて気になっていませんか。
鏡を見て口角の高さ目尻の高さは左右同じか、左右差があれば顔のゆがみである症状です。
しかし、下顎のアンバランスには歯並びや嚙み合わせが悪いことが原因であることが多いです。
歯並びや嚙み合わせは様々な種類があります。
- 叢生(そうせい)…歯が凹凸に生えている状態
- 空隙歯列(くうげきしれつ)…歯と歯の間に隙間が空いて生えているすきっ歯
- 上顎前突…上の歯や上顎全体が前にでている、受け口
- 反対咬合(はんたいこうごう)…下のはや下顎全体が上顎よりも前に出ている、受け口
- 交叉咬合(こうさこうごう)…クロスバイトとも呼ばれる。かみ合わせったときに上下の歯が互い違いに噛みあう状態
- 開咬(かいこう)…オープンバイトともいう。しっかり噛み合わせても、前歯がかみ合わずに隙間があいてしまう状態
悪い噛み合わせの原因は
悪い噛み合わせの原因は先天的なものと後天的なものがあります。
先天的なものは防ぎようがありませんが、後天的なものは幼少期からの習慣に起因することが多く、注意すれば予防することができます。
まず、食習慣!!
柔らかいものばかり食べていると、顎の成長が退化してしまいます。
歯の生えるスペースが確保できず、噛み合わせなどに影響します。
顎の噛む力と体力は比例します!
習慣で、おしゃぶりや舌を前に出す舌突ぐせ、唇を噛んだり吸ったりする癖は、やはりは並びに悪影響を及ぼします。
また、虫歯や早期に歯がぬけ落ちてしまうと、隙間があいて歯がはえるスペースがなくなり曲がって生えてきてしまいます。
顎の成長異常で、上顎と下顎のどちらかが以上にはったつしてしまうなど成長バランスが悪いとその影響があります。
参考資料:日経新聞「カラダづくり」
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