不調でお困りなら佐野市のRyuヒーリング

住所栃木県佐野市高萩町1310-2
交通JR線両毛線「佐野市」より車で10分

慢性炎症と腰痛との関係

2025.03.11

慢性炎症は何か

炎症の種類は2つ

慢性炎症と急性炎症

 

慢性炎症の特徴は

長期間(数週間~数)続く

原因は自己免疫疾患、生活習慣病、持続的な感染、ストレスによるもの

 

 

・関節リュウマチ(自己免疫性炎症)

・動脈硬化(血管の炎症)

・慢性胃炎(ピロリ菌などの慢性臓器炎)

・アルツハイマー認知症(脳の慢性炎症)

・コロナ後遺症(長期的炎症)

 

急性の特徴は

短期間で起こる防御反応

原因は感染、外傷、アレルギー反応など

 

・外傷

・虫刺され

・風邪(但し、近年はコロナ感染と混合型になっている)

(Zhang et al.2021)

 

慢性炎症と急性炎症の違い

 

 

 

炎症が続くと

①筋肉や関節組織が破壊

②神経が過敏になる(閾値が下がる中枢神経の感作

③免疫システムの異常が起こる

 

慢性的な炎症で腰痛に

腰痛の種類と炎症の関係

慢性炎症が腰痛を悪化させるメカニズム

①炎症性サイトカインの影響

炎症が長引くと TNF-αやIL-6などの炎症性サイトカインが増加➡神経過敏➡痛み感じやすくなる

②血流の低下

炎症が長引くことで血管にダメージを受け、筋肉や組織に栄養が届かなくなる➡慢性的な痛みへ

③自己免疫の感与

免疫系が誤作動して関節や人靭帯に炎症を引き起こす

 

 

改善策

①問題の認識がポイント

 

当院では慢性炎症のチェックシートを行って頂き、ご自身の炎症状態を確認して頂いております。

 

コロナ後遺症は約100の項目

炎症シートは約50の項目があります。

 

②生活の改善

当院では生活改善のために以下のアドバイスをしています。

食事の改善

〇炎症を抑えるために

油ものやお肉、甘いものを控える

〇慢性炎症を抑える食事

オメガ3・ポリフェノール・ビタミンB(鮭・キノコ・玄米やキヌアなど)

〇抗酸化作用のある食事

トマト・ナッツ・アボガド

 

運動

毎日の散歩40~50分 又はジョギング30分

身体が硬い方はストレッチ

当院でしか学べない 炎症を抑える棒体操

 

ストレス改善のためのお勧め

半身浴 20分くらい

瞑想

日光を浴びる事

 

 

③継続ケア

慢性的に炎症した身体は急に変化することは難しいので、継続的なケアが必要になります。生活習慣の改善は1人だと挫折してしまう人がほとんどです。一緒に行うことで、継続は可能になり、最新の情報も入ります。

 

※高濃度ビタミンCの点滴で一時的にはよくなることが有りますが、依存しないようにしましょう。