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間違えやすい関連痛がすぐわかる!痛みのメカニズム

2019.09.21

痛みは危険信号

痛みを感じるのは、嫌なものですが・・・ 痛みは体が発する危険信号です。

皮膚感覚としての痛みは、痛む場所がはっきりしています。

しかし、内臓の痛みは局所のはっきりしていない漠然とした痛みです。

 

このような痛みは、胃や胆のうなど中空性の器官が異常に伸展されたときや、 虚血に伴って起こるとされています。  内臓痛の特徴は、しばしば痛みを発する器官とことなる部位の皮膚領域現れます。

この痛みは「関連痛」と呼ばれます。

例えば、 虫垂炎は上腹部に、胃の異常は上腹部や背部に、心臓の異常が左の肩や上肢に関連痛が現れます。        

なぜ、このようなことが起こるのでしょうか?その理由は、内臓の痛みを運ぶ神経線維の走行によるものです。      

 

関連痛のメカニズム

内臓から疼痛を伝えてきた神経が、脊髄で皮膚などの他部位から痛みを伝える神経とまとめられ、 脳に投射されるためとされています。      

脳がどこから発生した疼痛なのか正確には判別できずに、 誤認を起こすのではないかといことです。

特に、内臓からの痛みは普段よく痛みを感じる皮膚と勘違いを起こし、 同じ脊髄分節に入力されている皮膚が痛いかのように感じられるのです。

これは筋肉の関連痛でもほぼ同様と考えられています  

 

狭心症による関連痛

狭心症は心臓から離れた場所に症状が起こることが少なくありません。    

「関連痛」で、奥歯やのど、肩、腕、みぞおち、背中などに痛みを感じたり、 人によっては肩こりや胸やけとして感じたりします。    

狭心症の関連痛は、 主に体の上半身に症状が起こり、体の左側に多いのが特徴です。

通常、狭心症が起こると、心臓から感覚神経、脊髄、脳へと刺激が伝わって、「胸が痛い!」と感じるのです。      

 

主な関連痛の起こる部位

・胃の異常・・・上腹部の痛み

・心臓の異常・・・上胸部、上腕、前腕内側の痛み

・肝臓や胆のうの異常・・・右の肩甲骨の痛み

・虫垂炎・・・上腹部の痛み

・肺・横隔膜の異常・・・頸部の痛み

・腎臓や尿管の異常・・・下腹部、鼠蹊部の痛み    

 

アイスクリーム頭痛

アイスクリームやかき氷など冷たいものを食べたとき、 コメカミがキーンと痛むことがあります。 これは、アイスクリーム頭痛 とよばれています。      

冷たいものを食べて喉の奥が刺激されると、顔全体の痛覚の感覚神経である三叉神経が活動し、 直接には触れていないコメカミなどに刺激を受けたと 脳が勘違いを起こすもので関連痛の一種なのです。

人間の身体は深く深く繋がっていると実感しますね!

 

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