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顔はあなたそのもの 表情筋はこんな働きしている!

2023.01.16

顔はあなたそのもの。心と体の状態が表れる…

 

顔と体は繋がっている

ゆがみも体のゆがみから来ていることが多い。勿論、顔だけのゆがみであることも…

ゆがみの原因はどこにあるのかを知ることが大切。

 

顔には、目・鼻・口など生命維持に不可欠な臓器があります。 体は骨と骨を筋肉が結んで動かしていますが、 顔は頭蓋骨と皮膚、あるいは皮膚と皮膚を結び様々な表情を作り出しています。    

 

顔には、体より多い毛細血管があつまり血流量も豊富。 そのため、神経の影響による血管の収縮と拡張の変化が表れやすい。 神経作用で、恥ずかしいと顔が赤くなり、恐ろしいと顔が青くなるのはこの作用によるもの。 重力に逆らって暮らしている以上、肉の衰えは避けられません。顔も体もその影響を大きく受けています。      

 

若い時は目鼻立ちがいかに整っていているかが美しさの象徴。 でも、歳を重ねていくと顔の作りより全体の雰囲気で綺麗な人かどうか、 魅力があるかどうか問われるもの。 部分的な美しさから全体的な綺麗さへと対象が移ってくるのです。    

 

では、全体の雰囲気が綺麗とは?

勿論、物腰や動作、話し方機転の有無、全体のバランス=姿勢が関係しています。 化学的には、顔のしわやたるみのできている場所が雰囲気=魅力を作っているということが分かっています。 特に、表情に伴う頬周囲に視線が集中し見た目の印象に繋がっています。

 

顔はたくさんの表情筋によって表情を作っています。 加齢によって表情筋は衰えて弛緩していくと言われていますが、逆に硬く短くなることも確認されています。 歳を重ねてきて、目鼻立ちをどうにかするのはいまさらどうにもなりません。 でも、全体の美しさ造りなら努力すれば綺麗近づけるはずですよね。

 

特に、全身の雰囲気は姿勢で左右されます。    

 

悪い姿勢の90%が猫背・反り腰!これが 美しいさの敵!  

背中を丸め顎を突き出してスマホを見ている人よくみかけるます。

ヒールを履いてバランスを取ろうと軽く膝を曲げたり、腰を反らせている人もすくなくありません。

 

そんな姿勢をとっていると、足の筋肉はカチコチ、足がむくんで太くなり、足の変形にもつながる。 お腹は縮んで筋力が低下して贅肉となり、体全面の筋肉を引っ張っていく。 そして、顔面筋も引っぱって顔の下へ落ちる。

 

スマホ・パソコンを使う生活では、肩こり・首こりそして…猫背。そして、その90%の人が顔が垂れやすいとのデータがあります。

 

まずは、表情筋について確認

 

頭部の筋

①前頭筋・・・額にシワを寄せ、眉毛や上まぶたを持ち上げる筋肉です。それにより驚きの表情が作られます。この筋肉は後頭部の後頭筋とつながっています。そのため、眉毛をずっと上げる癖がある方は、後頭部や肩が凝ったりすることがあります。

 

眼の周囲の筋

②眼輪筋・・・目の周りをぐるっと取り囲んでいる筋肉です。目をつぶるときに収縮します。この筋肉の上に乗っている皮膚は薄いため、目尻のしわの原因となります。

③皺眉筋(すうびきん)・・・眉毛の辺りにある筋肉で、眉間の縦ジワを作る作用があります。この筋肉はまぶしい光をさえぎる時や、考え事をする時に収縮します。

 

口周りの筋

④口輪筋・・・弱く収縮することで唇を閉じます。強く収縮することで唇は前方へ突出し、アヒル口になります。

⑤頬筋・・・頬の深いところにある筋肉で、口角を外側に引き、口を膨らませたり、息を吹いたりする時に働きます。満足を表す表情に関与しています。

⑥大・小頬骨筋・・・頬骨から法令線につながっています。

⑦笑筋・・・頬の浅い部位にあり、笑う時に収縮する筋肉です。えくぼを作る筋肉でもあります。

⑧上唇挙筋・・・上唇鼻翼挙筋外側の深部に位置する筋肉です。上唇を引きあげる作用があります。

⑨口角挙筋・・・深部にある筋肉で、口角を挙上し、自負の表情を作ります。

⑩口角下制筋・・・唇の外側にある筋肉です。この筋肉は、口角を下げ、悲しみの表情を作ります。

⑪下唇下制筋・・・唇の下に斜め方向に走っています。下唇を下げ、誠実の表情を作ります。

⑫オトガイ筋・・・唇の中央部下に縦方向に走っています。疑惑と拒絶の表情を作ります。

⑬広頚筋・・・首に縦方向に走る筋肉です。

特に重要な大頬骨筋

口角の上下が整理心理面に及ぼす影響の論文(2017年1月)によると

 

本文を追加笑いがパフォーマンスにポジティブな影響を与えることが様々な研究から明らかにされてきている。

笑顔に関係する表情筋の中で最も重要な働きを司る大頬骨筋の収縮により、口角を引き上げ、笑顔になる。

 

口角を上げることは不安減少と注意力向上に効果があることが示唆された。

との論文から笑顔を作るだけでないく、精神面にも大きな影響があることがわかっている。

 

笑いと心理効果

 

本文を追加「笑い」の実践による生理的・心理的効果 ~中高年齢者の効果的養生法の開発~の論文によると

 

心理分析の結果「笑い」は緊張、不安を低減し、総合的気分状態をより良好にし、活気–活力、 友好の要因を高めることが示された。

「笑い」の自律神経系機能の分析結果から、「笑い」 後には心拍数や唾液アミラーゼ活性が低下し、末梢血管径がわずかに増大する傾向が見られ 、副交感神経の働きが改善しストレスが軽減することが明らかになった。

 

 

また、白血 球数および NK 細胞活性が「笑い」後に有意に増加し、免疫機能が改善した。

 

本研究の「笑い」 介入は 10 分程度であり、非常に短い時間での介入が中高年齢者の心身の健康増進に有効で あることが示唆された。

 

大頬骨筋エクササイズ

 

基本はこれを毎日やろう! ☜動画 (音なし 動画)

 

医学的に検証した結果、エビデンスがあるのはこれ。   研究結果 朝晩2回鏡を見ながら顔全体を縮めて伸ばすストレッチや口角を外側へ引く運動の他、笑顔を3段階に作り分けるトレーニングを行った結果、頬・口角の位置が4週間後に平均で頬3.5mm、口角は3.6mm有意に増加した。

 

 

  エクササイズ方法 

 

「いえあおう」エクササイズ ゆっくり発音します。これを朝晩3回~5回行いましょう。    

 

たるみ・しわ・ゆがみの発生順序

 

皮膚は表皮・真皮・皮下組織の3層からなり、表皮がたるみやしわといった目に見える結果となっています。若く健康な肌は真皮の細胞間物質(コラーゲン・エラスチン)が規則的に並び滑らかにしています。しかし、加齢によって真皮に乱れが生じると、表皮に凹凸が表れてきます。

 

皮膚は体の皮膚が平均3㎜に対し顔はその3分の1の薄さです。顔の皮膚はとても薄くデリケートにできているのです!!!!