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認知予防のためのウォーキング!インターバル歩行&リズムウォーキングのススメ!

2023.01.30

日頃 《歩く》ということを心がけているかたも多いはず  

 

ウォーキングと脳の関係性

内閣府の『高齢社会白書』(平成29年版)によれば、令和7年には認知症患者数が約700万人に増加すると推計されている。これは高齢者の5人に1人に相当し、年を重ねれば誰が認知症にかかってもおかしくない時代と言える。

認知症の発症率を下げる方法は

「毎日意識的に歩くと、認知症の発症率を40%減らせる」と『運動脳』(サンマーク出版)でスウェーデンの精神科医アンデシュ・ハンセン医師は言う。

 

私たちが歩くとき、脳は決して休んではいない。それどころか、歩いたり走ったりすると、脳内では様々な領域が協調しながら活動しているのである。あらゆる視覚情報が同時に処理され、運動皮質は身体を動かすために広範囲で忙しく働いている。また自分のいる場所を認識するために、脳の広い領域が活動する。(本書321pより)ちなみに、脳トレとして人気のクロスワードパズルだと、脳が働くのはほぼ言語中枢のみ。

 

ウォーキング効用は認知症の予防

「集中力」を高める効果も。2つのグループに分け一方は週に3回のウォーキングを行い、もう一方は(心拍数を上げないレベルで)ストレッチやヨガを行った。この課題で問われるのは「選択的注意」の能力つまり集中力。

この実験では、ウォーキングのグループが課題をうまくこなし、ストレッチやヨガのグループでは実験前に比べて変化はなかったという。ちなみに、ADHDの兆候のある子どもを対象にした異なる実験からは、ウォーキングだけでなく心拍数を増すそのほかの身体活動でも、集中力が改善することが示されている。

 

ウォーキングの効用はうつ病の予防

一例として、重度の疲労感が終日続いていると訴えた40代女性。その後の診断でうつ病とわかった。そこですすめた処方が、週3回、30分以上の「ランニング」。効果が実感できるまで数週間かかるが、抗うつ剤と同じ効果がありうると説明を添えたそう。結果、全般的に健康になり、夜もぐっすり眠れるようになっていた。また、短期記憶や集中力も改善した。職場でも家庭でも些細なことで不安を覚えなくなり、ストレスも減っていたとのこと。(本書167168Pより)

 

なぜうつ病が、走ることによって軽快するのだろうか? ここではBDNF(脳由来神経栄養因子)」の重要性を示している。これは、主に大脳皮質や海馬で合成されるタンパク質で、「脳細胞がほかの物質によって傷ついたり死んだりしないように保護」するなど、脳の健康にかかわる多様な働きをする。

うつ病を患う人や自殺した人は、BDNFの分泌量が低いことがわかっている。また、うつ病患者が抗うつ剤を服用すると、BDNFの濃度は上がる。そして、うつ状態から回復すると、BDNFの分泌量も増えていくという。つまり、うつ病とBDNFの分泌量には、何かしらの関係があるようなのだ。そして運動には、BDNFの生成を促す作用があることもわかっている。

ヘビーなきつい運動を1回やったきりではダメ。「週に2回、30分ランニングをする」などというふうに、コンスタントに習慣づけることが必要だと述べている。

 

 

さて、ウォーキング習慣がついたら是非やってもらいたいものがあります。

 

インターバル歩行  知ってますか?

      1日1万歩よりすごい効果があるんです! 実はこの歩行を5ヶ月継続することで…        

生活習慣病の原因になる血糖値や血圧、コレステロール値などが下がるという研究結果が出ているのです(信州大学)!なかでも5カ月で10歳以上若返るほどの成果が得られているとのこと。      

《インターバル速歩のやり方》 1日15分✖️4回=週60分        

基本は〈ゆっくり歩きと、速歩を交互に3分づつ〉というものです。スピードは「ややキツイ?キツイ」ぐらいが目安。正しい歩行姿勢で、できるだけ大股で歩くのがポイント!

 

加えて、 良い歩行って知ってますか?

      それは、エネルギーロスの少ない歩行です。 つまり、横にぶれない歩行ですね。    

そして、 歩行の状態を良くするためには実は「足部」を良い状態にすればいいですよ!      

足の重要性のブロブはこちらから➡足指と体の繋がりマップ 足部の重要性がわかりますよね〜

    整体院 ”あっと@ボディ”では足部のアライメントを調整することは勿論 歩き方の指導もさせて頂きます!   歩く癖から腰痛の原因になったり 歩くことを少し修正することで 腰痛の予防にもなるのです!      

もう一つ

 

リズムウオーキングについて

ご紹介します!      

人間の二足歩行の詳細なメカニズムはいまだに改善されてはいませんが、 CPGという人間に備わっている反射のパターンがどうも深く関係しているということが明らかになっています。(ブログはこちら)    

歩行に大切なのは、 外部の環境に応じた適切な調整が必要で これは 脳神経系全般 つまり、中枢神経が関係しているのです。     歩くということは 上位中枢である大脳皮質、そして小脳や脳幹からの命令によって 下位の中枢が働いて歩行リズムのパターンが作られるのです。   また、歩行には 筋力、筋パワー、敏捷性、平衡性、柔軟性、といった運動機能が影響しています。

  これらの運動機能のうち 特に、敏捷性や平衡性は末梢神経だけでなく、中枢神経の要素が影響していると言われます。    

加齢によって 外乱刺激への柔軟な対応が難しくなることで転倒リスクが高まるのです        

リズムが歩行に大切であるということは パーキンソン病に対して音楽療法が取り入れられていることでもわかります。    

パーキンソン病は リズム(刺激)を感じて様々な動作に繋げる脳の機能に障害がおこることから     足がすくむ 歩行が早くなって転倒 動きが鈍くなる 体のバランスがとりにくくなる   などの症状が出ます。  

しかし、音楽のリズムが 大脳皮質に刺激を与えることで動きやすくなるという効果出るのです。  

パーキンソン病について詳しくはこちらから➡パーキンソンスマイル.net    

 

 

リズムウオーキングの種類

  リズムを使ったうウォーキングはたくさんあります   リズムウオーキングの一例   ・ステップ歩行 ・リズム歩行 ・バック歩行 ・カニ歩き ・肘曲げ伸ばし歩行 ・手突き出し歩行