2022.07.25
ワキガとは
日本人ではおよそ10人に1人の割合で発症するワキガですが、ではワキガになる人とそうでない人とでは、どんな違いがあるのでしょうか?
医学的には「腋臭症」や「アポクリン臭汗症」と呼ばれています。また、中国(隋の時代)に書かれた医学書「諸病源候論」には“狐臭”と記され、狐や狸に似たニオイと認識されていたようです。
ワキガという名称は、腋(ワキ)の下(ガ)で発生するニオイであることに由来しています。
汗のメカニズムとニオイ
私たちの体には、汗を分泌する組織「汗腺」があります。この汗腺には「エクリン汗腺」と「アポクリン汗腺」という2つの種類があり、このうちアポクリン汗腺から分泌される汗がワキガの主な原因です。わきの臭いに関しては、全員に起こるものではなく、アポクリン汗腺の数が多い人などに発生すると言われています。
アポクリン汗腺は、腋や乳首、陰部といった特定の部位の毛包内にのみ存在します。つまり、アポクリン汗腺の数は毛の量と関係があり、重症のワキガの人は腋毛の量が多いケースがほとんどです。
汗にはタンパク質や脂質等の有機酸が含まれており、それが腋に存在する常在菌により分解されることで、あの独特の嫌なニオイが発生するのです。
この独特の臭いであるワキガですが、よく「スパイスのような鼻にツンとくるニオイ」や「硫黄のようなニオイ」などと例えられたりします。
ワキガには人参抹茶
この臭いに関しては、人参の葉で臭いが抑えられるとおばあちゃんの知恵袋でも伝えられています。
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