内臓徒手療法=内臓マニュピレーション
と言われる徒手療法ご存知でしょうか!
それ何??
人間の体は、 筋肉・内臓・骨格・頭蓋・自立神経などが繋がってつくられています。
内臓は、脊椎の前縦靭帯についており、身体の中心にある脊椎と深い関係があるのです。 また、筋肉は骨格筋で作られていますが、内臓も平滑筋という筋肉で作られています。 骨格のアンバランスは筋肉のトレーニングをすることで、可動性が上がったり力強く動くことが可能です。 であれば、 内臓機能も同じ機能があるのです! 内臓が硬くなったり冷やしてりすることで機能が落ちてしまうことで、腰痛や肩こり、頭痛にもなります。
内臓マニュピレーションとは
人が本来持っている自然治癒力に働きかけて、根本から症状を改善させる施術療法です。。。 本来の内臓の機能である消化・吸収・排泄・解毒という機能が正常に働くようにする方法です。
肝臓の働き
肝臓は、生体の化学工場です。
「沈黙の臓器」と言われ、肝障害が80%程度に及んだ時に、初めて機能不全になると言われています! つまり、それまで症状に現れないということ。 また、7割近くを切ることもできると言われるほど再生能力が高いことも特徴。 肝臓は横隔膜に連結しています。 重さは1.5~2kgありますが、腹膜に覆われ胸腹部の臓器圧によって、実質的には400g程度と言われています。
また、肝臓には、一分間に1・5Lもの血液が流れています。 この血流量が減ると代謝が悪くなり体脂肪がたまりやすくなる→太りやすい体質になるという連鎖になるのです。
肝臓の働きは ・脂質・糖質・タンパク質の代謝、ビタミン、鉄分の貯蔵 ・コレステロールの生成 ・ホルモンの生成と排除 ・糖の貯蔵 ・胆汁の生成と排泄 などなどなんと機能は500以上もあるのです。
これらの機能を大きく5つにわけると
①解毒 <解毒のための作用>
・酸化 H₂O(水)をたちきり、酸性にもっていく作用。酸素は体内で代謝の過程で活性酸素という物質になります。
・還元 H(水素)を他から持ってくる作用
・加水分解 水をいっぱい使って分解する作用
・抱合 くっついて、体外に出しやすくする作用
・クッパー細胞の存在 いらないものを食べてくれる細胞が存在
そして、大切なことは これらの反応には水が必要ということ。 1日に人は2.5Lほどの水を消費すると言われています。ですから、2L位の水を毎日飲まなくては足らないのです!
②糖の貯蔵
食事の合間に肝臓が働き、糖をコントロール
③ホルモンの回収
ホルモンの原料はコレステロールです。コレステロールと言うと、脂質異常の原因として悪いものという印象がありますが、大切な原料でもあるのです。 ホルモンは肝臓で3/4がつくられ、1/4は植物からつくられる。
④排泄
胆汁を生成し、油を消化・排泄(もっと、詳しく言うと乳化させて混ざりやすくする) よく、肝臓が疲れてくると 食欲の低下、足のむくみ、お酒が美味しくなくなるなどの症状が現れると言われますが…
さらに 右肩・右腕・右肘の痛みや頭痛、視力障害、全身の疲労感、髪の毛の油っぽさやフケなどなどが症状として表れることがあります。
肝臓の臓器の機能UP トレーニング
鋤のポーズ
→ 仰向けになり、両足をまず90度の角度まで上げ、手でマットを押しながらお尻を持ち上げ、足を頭の向こう側に。
→ つけたら足先をマットにつける。肩を中に入れるようにして後ろで指を組む。 ポーズの効果 臓器や肩に血液を巡らせ、肩こりを解消、内臓機能を高める。
肩の体操:針の糸通し
小腸の働き
小腸は空調と回腸に分けることができます。 空調は前半の半分で2/5の部分になり炭水化物・脂肪・タンパク質を主に吸収。 回腸は後半の3/5にあたり、主に排泄と免疫のに働きます。ここには免疫細胞が大量に存在するのです。
大腸の働き
小腸に比べ約2倍の太さがあり、全長約1.6mの管で小腸をぐるりと囲んでいます!
盲腸・結腸(さらに上行・横行・下行・S状結腸に分かれる)
・直腸も3つに分類されます。
大腸は、水分やミネラルを吸収して便を作る働きがあります。 食事をしてから便が排泄されるまで通常24時間から72時間かかります。
便秘について
便秘とは、糞便量が少なく排便後に残留感があったり、糞便回数が少ない場合を言います。 糞便量は個人差があり食事の内容によっても変化します。 便回数は、通常1日1回~2回ですが1週間に3回以上であれば許容範囲に入ります。
便秘の種類
食事性便秘
繊維の少ない偏った食事。小食。腸壁に刺激が起こりにくいことが原因。 改善方法→規則正しい食事。繊維の多い野菜や果物の摂取。
習慣性便秘
便意のだび重なる抑制、下剤などの乱用。糞便が送られても直腸が収縮しにくいことによる。 改善方法→朝食を十分摂る。朝にトイレタイムのリラックスタイムを作る。
弛緩性便秘
大腸の緊張低下、運動の鈍化、腹筋力の衰えにより腹圧がかけにくい。 改善方法→繊維の多い食事を摂る。適度な運動を行う。
痙攣(けいれん)性便秘
ストレスや自立神経のアンバランスによる。結腸に痙攣が起こりそこが狭くなって便の通過が妨げられ直腸に入るのに時間がかかってしまう。 改善方法→ゆとりをもった生活。香辛料や刺激の強い食事は避ける。
腸内機能Up トレーニング
マッサージ
ストレッチ
赤ちゃんのポーズ
身体をねじるほポーズ
エクササイズ
ごろごろ・ぶらぶら体操
お尻歩き
腎臓の働き
腎臓は、そらまめのような形をした握りこぶしくらいの大きさの臓器で、腰のあたりに左右対称に2個あります。 重さは1つ120〜160g、大きさはにぎりこぶしぐらいです。 1つの腎臓は、「ネフロン」と呼ばれる特殊な構造が約100万個集まってできています。ネフロンは、数本の毛細血管が球状に絡まった小さなろ過装置の「糸球体」と、糸球体からつながる「尿細管」という管でできています。 腎臓の最も大切な働きは、水溶性の毒の排出と血液のろ過です。 つまり、体の中にたまった老廃物や余分な水分を外へ出して、血液をきれいにすること。これを「ろ過」と言います。 「ろ過」の働き以外にも色々な働きをしています。 その一つが、ホルモンの産生・分泌です。 例えば、腎臓から産生されるエリスロポエチンは、骨髄での赤血球の産生を促します。レニン、プロスタグランディン、カリクレイン、キニンは、血圧を調整しています。 さらに、腎臓はビタミンDの活性化も行います。それにより、カルシウムの吸収が促され、骨が丈夫になります。
5つの主な機能機能
老廃物を出す
腎臓は血液を濾過して老廃物や塩分を尿として体の外へ追い出してくれます。 また、体に必要なものは再吸収し、体内に留める働きをしています。 腎臓の働きが悪くなると尿が出なくなり、老廃物などが体に蓄積してしまうこともあります。
血圧の調節
腎臓は、塩分と水分の排出量をコントロールすることによって血圧を調整しています。 血圧が高いときは、塩分と水分の排出量を増加させることで血圧を下げ、血圧が低いときは、塩分と水分の排出量を減少させることで血圧を上げます。また、腎臓は血圧を維持するホルモンを分泌し、血圧が低いときに血圧を上げます。 腎臓と血圧は密接に関係し、腎臓の働きの低下によって高血圧になることもあります。
血液をつくる
血液(赤血球)は骨髄の中にある細胞が、腎臓から出るホルモン(エリスロポエチン)の刺激を受けてつくられます。 腎臓の働きが悪くなると、このホルモンが出てこなくなってしまうため、血液が十分につくられず貧血になることがあります。
体液・イオンバランスの調節
腎臓は体内の体液量やイオンバランスを調節したり、体に必要なミネラルを体内に取り込む役割も担っています。 腎臓が悪くなると体液量の調節がうまくいかないため、体のむくみにつながります。 また、イオンバランスがくずれると、疲れやめまいなど、体にさまざまな不調が現れることがあります。
強い骨を作る
骨の発育には複数の臓器が関わっています。その中でも腎臓は、カルシウムを体内に吸収させるのに必要な活性型ビタミンDをつくっています。 腎臓の働きが悪くなると活性型ビタミンDが低下し、カルシウムが吸収されなくなって骨が弱くなるなどの症状が出てきます。 ここで、腎臓の膜である腎筋膜について、 この腎筋膜は、腰を支える大腰筋・腰方形筋・腹黄筋と繋がっています。 ですから、腰が痛いという症状の原因が腎臓によるものであることも多いのです。
骨盤底筋トレーニング