整形外科専門医によれば 腰椎椎間板ヘルニアで生じる腰痛は、全体の7%という報告があります。 もし困っているなら 是非参考にしてみてください。
腰椎椎間板ヘルニアとは何なのか
腰椎椎間板ヘルニアとは椎体のクッション部分がはみ出して神経を圧迫しまうこと 発生に関するメカニズムに関しては不明な点も多いのですが 腰に負担をかける職業が罹患しやすいと言われています 20歳から40歳の男性に多く 高齢者や弱年者には少ないのも特徴です
背骨をイメージしてみましょう!
背骨には24個の椎骨があります。積み重なって背骨ができています。 背骨はトンネルの構造=空洞ができています。その中に脊髄という太い神経が走っていて、 脊椎からそれぞれ枝分かれして末梢の細い神経が走っています。 その長さは40~45cmもあるのです。 直径が1cmほどの楕円形です。 椎体は、一つ一つの椎骨の間にあるのです。 この椎体がクッションで衝撃を和らげる働きがあり、80%ほど支えていると言われています。 その椎間が弱くなったり衝撃を受けすぎることで 飛び出してしまうのが椎間板ヘルニアです。 特に腰椎に椎間板ヘルニアが発生しやすいです。
実際どんな症状がでるのか…
一般的には、激痛を伴う突然の痛みが特徴で 足がしびれたり痛みを生じます
なかでも多い3つの場所
①腰椎3番と4番でのヘルニアは 特徴的なのは 階段を登りにくくなることです
②腰椎4番と5番の間がヘルニアになると 足を上に反らせずらくなるので、つまずきやすくなります ③腰椎5番と仙骨の1番の間では 親指などが握りにくくなるので、転びやすくなるます
特に多いのが②と③の間のヘルニアです
とても危険なレットフラグをご紹介します!
こういった場合は、すぐに病院を受診してください
☑重症化した状態で腰の痛み、足の痺れが生じる
☑安静時に軽減しない腰痛
☑二次的な痛みの可能性(事故・薬)
☑ヘルニア症状ではない体調の変化 これはとても危険な状態です。すぐに病院・クリニックを受診してください。
腰椎椎間板ヘルニアの神経のテスト
FNS(大腿神経テスト)L2・3 SLR(下肢伸展テスト)座骨神経をみます ブラガードテスト 座骨神経を見ます ヘルニアを押して戻すことは施術はできないということが大切 ですが、実は ヘルニアが原因でない腰痛=筋筋膜性疼痛を併用している可能性が多いということが大切 腰痛の基礎知識に関しては、 ブログ☞ 腰痛ですか?慢性腰痛ですか? ご覧ください! 神経根が圧迫されて、つまずきにくくなったり、 転倒したりということがありますが・・・ それらをカバーして痛みが生じているということが非常に多くあるということです! 椎間板ヘルニアは自然経過でヘルニア間に吸収する疾患であるため、 約3か月で身体に吸収されるからです。 つまりヘルニアに関して、保存療法が一般的というのは勝手に良くなっていくのです。 これがヘルニアです! 筋力トレーニングのおすすめ かといって放っておいていてはいけません! 腰部背筋の安定させる為には、 腹黄筋や内腹斜筋、多裂筋などどトレーニングする必要があります。 そうすることで、 胸腰筋膜の筋緊張と腹圧があがることで腰の痛みは改善、腰は安定してきます。
おすすめの体操
①サイドブリッチ(前と後ろの筋肉) サイドブリッチをすることで、腹筋と背筋の両方が鍛えられます。 これが難しいようなら、②③に移ります。 ②お尻上げ=ブリッチ ③プレーシングで腹圧を高める プレーシングについてはこちらの動画を参考にしてください! ☟ https://youtu.be/Aan1RHRaQxs ********************************************************************************************************************** 実際の運動療法については 運動療法のピラティスからどうぞ https://at-body.club